はなぶさ歯科

はなぶさ歯科が大切にしていること

  • ①お口の健康の大切さに気付いていただくこと
  • ②より良いセルフケアを身に付けていただくこと
  • ③適切な診査、診断に基づく診療
  • ④患者さんひとりひとりに合った診療
  • ⑤十分な知識と技術に支えられた診療

はなぶさ歯科について

はなぶさ歯科は、「お口の健康にたずさわる」を掲げて地域の方々に良質の歯科医療を提供することを目標としています。 お口のことでお困りのことがございましたら、是非ご相談ください。

はなぶさ歯科 院長 金 志英

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はなぶさ歯科ニュース令和5年4月号

★歯は日焼けする?

段々と紫外線が増えてきました、お肌は日焼けをしますが、歯は日焼けをしませんのでご安心ください。しかし加齢よってエナメル質が薄くなるため、徐々に象牙質の色が透けて黄色くみえていきます。歯の色を変えたいと思ったとき、まっ先に歯磨き粉に目を付けがちですが、歯磨き粉は歯の表面に付いた着色をとるだけで、歯の色を白するわけではありません。歯の色が気になる方は、ホワイトニングで、歯そのものの色を明るくすることが出来ます。

 

★唾液がないと味を感じない?

食べ物の味は、舌にある「味蕾(みらい)」と呼ばれる器官に、唾液によって食べ物の味を構成している物質が溶け込むことで感じることができます。

唾液が少なくなると、味蕾へ味を構成する物質が届きにくくなります。口の中の潤いも少なくなり、舌と口腔内や食べものがこすれて炎症を起こしたり、味蕾の働きが鈍くなったり、味蕾自体が無くなってしまったりします。食事の際はよく噛んで、唾液の分泌を促しましょう!

 

★古代エジプトのミイラも歯周病だった?

歯周病は、歯周病菌によって歯の周りの歯槽骨が破壊されていき、やがて歯が抜けてしまう恐ろしい病気です。人類と歯周病との付き合いは大変古く、古代エジプト人よりもっと昔の、早期ネアンデルタール人にも見つかっています。

日本人の歯を失う原因の第1位は歯周病(37%)で、「30代以上の8割が歯周病」になっているというデータがあります。歯周病は大人だけの病気と思われていますが、子供や犬、猫も罹ります。歯周病の予防には、毎日の丁寧な歯磨きと、歯科医院でのプロフェッショナルなケアが大切です。大昔から続く歯周病と人類の戦いは、まだ続きそうですね…。いっしょに頑張りましょう!

 

★印象材の材料はかまぼこと同じ?

歯科医院で歯の型を取ることを、「印象を取る」と言い、型を取る材料を「印象剤」と言います。型を取ったことがある方はお分かりかと思いますが、最初はペースト状で、時間が経つと弾力が出て固まってきます。この印象剤には海草から作るアルギン酸という材料が使われています。アルギン酸は、かまぼこを作るときにすり身を固まらせるために使用される材料で、食べても安全です。型取りが苦手な患者さまは、かまぼこの事を思い出すと少し楽になるかも?