はなぶさ歯科

はなぶさ歯科が大切にしていること

  • ①お口の健康の大切さに気付いていただくこと
  • ②より良いセルフケアを身に付けていただくこと
  • ③適切な診査、診断に基づく診療
  • ④患者さんひとりひとりに合った診療
  • ⑤十分な知識と技術に支えられた診療

はなぶさ歯科について

はなぶさ歯科は、「お口の健康にたずさわる」を掲げて地域の方々に良質の歯科医療を提供することを目標としています。 お口のことでお困りのことがございましたら、是非ご相談ください。

はなぶさ歯科 院長 金 志英

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はなぶさ歯科ニュース令和5年1月号

★どうして検診を受けたほうが良いの?

 

歯磨きをしっかりしても、歯垢は取り切れないため

毎食後きちんと歯磨きをされている方は多いと思います。しかし、歯ブラシだけでは、どんなに丁寧に歯を磨いても60%しかお口の歯垢を取り除くことができません。フロスや歯間ブラシを使っても80%〜85%程度までが限界です。磨き残しはその人の癖によって、毎日同じところに残ってしまいます。自分では落としきれていない歯垢を、歯科医院で定期的に取り除くことで、より良いお口の中の環境を保つことができます。

 

歯周ポケットの中は、歯ブラシが届かないから

歯周ポケットが4mm以上あると、歯ブラシが届かないため、自分では歯周ポケット内の汚れを落とすことができません。歯周ポケット内の歯垢をそのままにしておくと、歯肉に炎症が起きます。放っておくと歯肉の腫れが大きくなり、歯周病菌が歯を支えている組織を徐々に破壊して歯槽骨を吸収していきます。そして最終的には歯が抜けてしまいます。

 

バイオフィルムは機械的な清掃器具でないと除去できないから

お口の中の汚れに「歯垢」と「バイオフィルム」があります。「歯垢」は、食後8時間程度で、食べかすを栄養源としてできる細菌の塊のことです。そして、歯垢が口腔内に長時間留まり、膜のようにったものが「バイオフィルム」です。

バイオフィルムは、例えば台所の排水溝についているヌルヌルのようなもの。膜のようになって歯に付着しているバイオフィルムの中には細菌がぎっしり増殖しています。こうなると歯科医院で専用の器具を使って取り除くことが必要です。

 

歯石は歯ブラシでは取れないから

自分で取りきれなかった歯垢はバイオフィルムになり、やがて歯石になります。歯石は硬く、歯磨きでは取り除けないので、歯科医院で歯科衛生士に専用の器具を使って除去してもらう必要があります。

 

◆お口の中の異常をいち早く見つけられるから

歯周病は糖尿病やアルツハイマー型認知症の原因になると言われています。定期的にお口のケアを受けることで全身の健康維持につなげることが出来ます。

 

★定期的に歯科医院で口腔ケアを受けよう

歯科医院での口腔ケアは定期的に受けることが望ましいと考えられています。歯ブラシで取り切れない歯垢を取り除く必要があるからです。数カ月に1度は歯科検診へ通い、上手に虫歯や歯周病の予防をしていきましょう。