はなぶさ歯科

はなぶさ歯科が大切にしていること

  • ①お口の健康の大切さに気付いていただくこと
  • ②より良いセルフケアを身に付けていただくこと
  • ③適切な診査、診断に基づく診療
  • ④患者さんひとりひとりに合った診療
  • ⑤十分な知識と技術に支えられた診療

はなぶさ歯科について

はなぶさ歯科は、「お口の健康にたずさわる」を掲げて地域の方々に良質の歯科医療を提供することを目標としています。 お口のことでお困りのことがございましたら、是非ご相談ください。

はなぶさ歯科 院長 金 志英

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はなぶさ歯科ニュース令和4年2月号

子供の歯である乳歯は全部で20本、大人の歯である永久歯は「親知らず」と呼ばれる第三大臼歯を含めると32本の歯で構成されています。ただ、この上下左右に4本ある親知らずは、生え方や生える時期に個人差があり、生えてこない人もいます。

 

★親知らずの特徴

一般的に20歳前後に生えてくると言われている親知らずは『智歯』『知恵歯』『第3大臼歯』とも呼ばれています。昔は短命で、親知らずが生えてきた頃には親が亡くなっていたことから、「親知らず」と名付けられたと言われています。英語では「Wisdom tooth(分別のつく年頃に生える歯)」というそうです。奥歯の一番奥に、人知れず最後に生えてくるのが親知らずなのです。 

 

★親知らずの生え方タイプ 

1.まっすぐタイプ 

普通の奥歯と同じようにまっすぐに生えてきている。噛み合わせも良ければ、トラブルは起きにくいと考えられています。 

2.斜め傾きタイプ 

親知らずが斜めに生えていて、隣の奥歯にぶつかっている状態。歯磨きがしにくく歯周病になりやすいなど、親知らずのトラブルで一番多いタイプです。 

3.水平埋伏(まいふく)タイプ 

親知らずが見えず埋もれていて、完全に横に倒れて、隣の奥歯の根元を横からぶつかっているタイプ。レントゲン写真で確認が出来ます。ほとんどが下あごで起きます。

 

★親知らずの問題点とは

親知らずはお口の最も奥に生えるため、上記の3タイプのどの生え方をしても、歯ブラシが届きにくく、磨き残しが発生しやすく、歯と歯肉の境目に歯垢が溜まりやすくなります。

そのうえ、奥にスペースもなくきれいに磨くのが難しいので、虫歯や智歯周囲炎になり痛くなってしまう、歯周病になるなど、多くのトラブルを起こす可能性があります。 

親知らずが生える年齢は、ちょうど大学受験や就職活動など、人生や環境が大きく変わる時期と重なります。そんな時期に痛みが続いたり、歯の生え方や抜歯の影響で治療が長引いたりすることもあります。親知らずの状態にはとても個人差がありますが、まだ生えていなくても、事前にレントゲン撮影で親知らずのタイプがわかりますから、歯科で確認すると良いでしょう。