はなぶさ歯科

はなぶさ歯科が大切にしていること

  • ①お口の健康の大切さに気付いていただくこと
  • ②より良いセルフケアを身に付けていただくこと
  • ③適切な診査、診断に基づく診療
  • ④患者さんひとりひとりに合った診療
  • ⑤十分な知識と技術に支えられた診療

はなぶさ歯科について

はなぶさ歯科は、「お口の健康にたずさわる」を掲げて地域の方々に良質の歯科医療を提供することを目標としています。 お口のことでお困りのことがございましたら、是非ご相談ください。

はなぶさ歯科 院長 金 志英

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はなぶさ歯科ニュース令和3年11月号

★口腔がんとは?

口腔(こうくう)とは,お口の中全体を指します。そして、そこにできるがんを総称して「口腔がん」と呼んでいます。タレントの堀ちえみさんの罹患で注目されました。舌や頬、歯ぐきなど、様々な部位にできますが、最も多いのは舌にできる舌がんです。日本では年間約8,000(2016)が口腔がんになります。がん全体のおよそ1%ですが、年々増加しており、30年前と比べると約3倍に増えています。

口腔がんは、初期症状のうちに発見すれば比較的簡単な治療で治すことができて、後遺症も少なくて済みます。しかし進行した口腔がんでは、手術により舌やあごの骨を切除するため、顔が変形することがあります。このため、日常の生活に大きな支障を残すことがあるのです。だからこそ、早期発見が重要です。

 

★口腔がんは痛みがない!?

口腔がんは痛みを伴わないものが多く、口内炎と間違われてしまうことがあります。口内炎は長くても二週間程度で治りますが、なかなか治らない場合は、口腔がんが疑われます。その他の特徴として、かみづらい感じがする、舌などにしびれを感じる、頬・舌に動かしづらさを感じる、首のリンパ節の腫れが3週間以上続く、などの変化や違和感が表れることもあります。

 

★自分のお口の中を確認しましょう

口腔がんは、自分で見つけることができます。早く見つかれば治せる可能性が高くなります。明るい場所で鏡を見ながら確認し、次の様な異常が見られたら歯科を受診しましょう。

 

Ø  口腔がん自己チェックのすすめかた

 下の唇の内側と、上と下あごの歯肉とその間を見て触ってください。

  頬の裏側の粘膜を見て触ってください。

 舌を前に出し、舌の両側、下側をよく見て触ってください。

・下顎から首にかけて触って見てください。

 

Ø  こんな症状が見られたら、すぐに歯科を受診しましょう!

・口内炎や口の中の傷が2週間経っても治らない

・口の中にしこりやざらつきなどがある

・口の中に色の違う部分がある

・口の中から出血する

・痛みなどで急に入れ歯が合わなくなってきた

・歯以外の所がしみたり、ヒリヒリする