歯周病の治療

歯周病とは?
歯周病は、歯と歯ぐきの間に細菌が感染して歯の周りに炎症が起きる病気です。炎症が歯ぐきに収まっている場合を歯肉炎、より進行して歯を支える骨にまで及ぶと歯周炎と呼ばれます。
はじめの頃には自覚症状はほとんどありません。ある程度進行してからでないと痛みなどの症状が現れないため、症状が出る前に対応することが大切です。
以下のような症状があれば、歯周病が疑われるため受診をお勧めします。
・ブラッシングで出血する
・歯ぐきが赤く腫れている
・朝起きると、口の中がネバネバする
・口臭が気になる
・歯の根が露出して歯が長く見える
・歯がグラグラする
歯周病の治療方法

歯周病の治療は大きく分けて2つあります。
①「歯肉縁上のプラークコントロール」
②「歯肉縁下のプラークコントロール」
「歯肉縁上のプラークコントロール」は、患者さん自身が歯ブラシなどを使って、歯垢(プラーク)を取り除くことです。
「歯肉縁下のプラークコントロール」は、歯科医院で歯科医師や歯科衛生士が、様々な専用の器具を使って、歯垢(プラーク)や歯石を取り除くことです。
これらの両方をしっかり行うことで、歯周病を改善することができるようになります。