はなぶさ歯科

はなぶさ歯科が大切にしていること

  • ①お口の健康の大切さに気付いていただくこと
  • ②より良いセルフケアを身に付けていただくこと
  • ③適切な診査、診断に基づく診療
  • ④患者さんひとりひとりに合った診療
  • ⑤十分な知識と技術に支えられた診療

はなぶさ歯科について

はなぶさ歯科は、「お口の健康にたずさわる」を掲げて地域の方々に良質の歯科医療を提供することを目標としています。 お口のことでお困りのことがございましたら、是非ご相談ください。

はなぶさ歯科 院長 金 志英

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はなぶさ歯科ニュース令和5年12月号

★口腔がんとは  

口腔(こうくう)がんとは,お口の中にできるがんのことです。タレントの堀ちえみさんの罹患で注目されました。がん全体からみるとおよそ1%ですが、年々増加しており、30 年前と比べると約 3 倍に増えています。 口腔がんは、初期症状のうちに発見すれば治療で治すことができ、後遺症もあまり残ることはありません。しかし進行した口腔がんでは、外科手術により最悪の事態を避けられたとしても、食べる、飲む、話すといった日常の生活レベルに支障をきたし、また審美障害も残してしまいます。口腔がんは早期発見が重要なのです。

 

★口腔がんの原因

口腔がんの原因は他のがんと同様に、まだ解明されていない点も多くありますが、喫煙、飲酒、口腔内の不衛生、炎症などが関係していると言われています。 

◆たばこ

口腔がん最大の危険因子はたばこです。たばこの煙には、多くの発がん性物質が含まれており、たばこを吸う人は吸わない人に比べ、約7倍も口腔がんになりやすくなります。

◆飲酒

飲酒は、喫煙に次ぐ危険因子です。飲酒習慣のある人は、ない人に比べ約6倍口腔がんになりやすくなります。高濃度のアルコールほど危険が高く、特に口底がんと関連が強いといわれています。

飲酒に喫煙が加わると、更に罹患リスクは上がります。お酒もタバコも両方しない人に比べ、なんと約36倍もなりやすくなるといわれています。

◆機械的刺激

壊れた入れ歯や合わない入れ歯、一部がとがった歯や、頬の内側の粘膜を咬む癖など、慢性的な刺激も危険因子の1つとなります。また、歯磨きをしていない、口の中が乾燥している、治療していない虫歯があるなど、お口の中の不衛生も口腔がんの原因となると言われています。

 

★こんな症状がある場合は早めに歯科医院へお越しください。

下記のような症状が見られたら、歯科医院を受診しましょう。

□ 口内炎や口の中の傷が 2 週間経っても治らない

□ 口の中にしこりや腫れ、ザラザラしたところがある

□ 口の中に色の違う部分がある(白斑や赤斑など)

□ 口の中(舌・歯肉・頬粘膜・口唇・口蓋)から出血する

□ 最近、痛みや腫れで急に入れ歯が合わなくなってきた

□ 噛んでしまった場所や、抜歯後の傷がなかなか治ない

□ 歯以外の所がしみたり、ヒリヒリする