はなぶさ歯科

はなぶさ歯科が大切にしていること

  • ①お口の健康の大切さに気付いていただくこと
  • ②より良いセルフケアを身に付けていただくこと
  • ③適切な診査、診断に基づく診療
  • ④患者さんひとりひとりに合った診療
  • ⑤十分な知識と技術に支えられた診療

はなぶさ歯科について

はなぶさ歯科は、「お口の健康にたずさわる」を掲げて地域の方々に良質の歯科医療を提供することを目標としています。 お口のことでお困りのことがございましたら、是非ご相談ください。

はなぶさ歯科 院長 金 志英

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はなぶさ歯科ニュース令和4年4月号

歯垢 (プラーク)は食べ物の残り

ウソです!

プラークは食べものの残りが歯の表面につき、それを餌にして細菌が繁殖したものです。食後8時間程度でプラークができるといわれ、プラーク1mgのなかには、およそ300種類1億個ものの細菌が存在しています。この中に、虫歯や歯周病の原因になる菌がひしめいています。歯垢は虫歯、歯周病、口臭の原因になります。食後には歯磨きをして、清潔なお口を保ちましょう!

 

犬や猫は歯周病にならない

ウソです!

犬や猫も歯周病になります。犬や猫は口腔ケアが難しいので、人間以上に様々な歯周病菌が生息している可能性があります。可愛いペットですが、キスしたり食器や食べ物の共有をするのは、気をつけましょう。

 

歯垢は丁寧な歯磨きで全て落ちる

ウソです!

毎食後の歯磨きは虫歯予防の第一歩。しかし歯ブラシで磨くだけでは60%しか歯垢が落としきれません。「歯間ブラシ」や「デンタルフロス」も取り入れ、歯と歯の間を丁寧に掃除する習慣をつけましょう。また、定期的に歯科医院でクリーニングを受けましょう。

 

歯医者に行く前には歯磨きをしたほうがよい?

ホント

歯科医院では、日常的な歯磨きの磨き残しの状態を確認します。8割程度のプラークを除去できれば歯周病を予防できます。しかし、歯磨きをせずに歯科医院に行くと、日ごろから全ての歯に磨き残しがあると受けとめられてしまいます。誰しも歯磨きにはクセがあり、特定の場所に磨き残しが出やすくなります。その場所を歯科衛生士に教えてもらい、磨き方のクセを是正してもらうことが、歯周病や虫歯を予防するために大切です。

 

歯周病で死ぬことがある

ホント

日本人の8割が歯周病に罹患していると言われています。歯周病菌は、唾液を介して肺に入り込んだり、歯ぐきの中の毛細血管を介して体に入り込んだりして全身の至る所で悪さをします。体に入り込んだ歯周病菌は、心臓や血管内で血栓を作りやすくし、心筋梗塞や脳梗塞の原因になります。また、肺炎、糖尿病、骨粗鬆症、低体重児出産、認知症の原因の一つになっていることも分かってきました。更に、高齢者の死因第1位の誤嚥性肺炎にも、歯周病菌が関係しています。歯周病は自分では気がつきにくい病気です。歯科医院で歯周病の検査を受けましょう!