はなぶさ歯科

はなぶさ歯科が大切にしていること

  • ①お口の健康の大切さに気付いていただくこと
  • ②より良いセルフケアを身に付けていただくこと
  • ③適切な診査、診断に基づく診療
  • ④患者さんひとりひとりに合った診療
  • ⑤十分な知識と技術に支えられた診療

はなぶさ歯科について

はなぶさ歯科は、「お口の健康にたずさわる」を掲げて地域の方々に良質の歯科医療を提供することを目標としています。 お口のことでお困りのことがございましたら、是非ご相談ください。

はなぶさ歯科 院長 金 志英

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はなぶさ歯科ニュース令和3年8月号

日本人が歯を失う原因で一番多いのは歯周病です。そして日本人の成人の8割は、歯周病に罹っていると言われています。しかし、自分がそうだとわかっている人、歯周病がどんな病気なのかを知っている人は意外に少ないのではないでしょうか?

 ★歯周病菌は元々お口の中にいる菌

歯周病菌は、ほとんどの人のお口の中にいる常在菌です。嫌気性という特徴を持ち、空気に触れると死んでしまうので、歯周ポケットという歯と歯茎の隙間に身を潜めています。

健康な人は歯周ポケットが浅いので中々留まることはできませんが、不摂生をしたり、免疫力が下り歯周炎になると、歯周ポケットが深くなり、歯周病菌が留まりやすくなります。こうなると、増えた歯周病菌がさらに骨を溶かす→歯周ポケットが深くなる→歯周病菌が増えるという悪循環が起こります。やがて溶けた骨が歯を支えられなくなり、抜け落ちるのです。

 

★バイオフィルムは細菌の塊、歯石は細菌の巣

食後4~8時間くらいで、歯垢(プラーク)という細菌の塊ができます。この歯垢がさらに時間がたつと、ネバネバしたバイオフィルムと呼ばれる塊を作ります。バイオフィルムとは掃除をさぼったお風呂場や三角コーナーに現れる「ぬめり」のようなもので、ピッタリと歯にくっつき丁寧に歯を磨かないと落とせません。取りきれず残ったバイオフィルムは、さらに時間をかけて歯石となります。歯石になるともう歯磨きでは落とすことができません。ざらざらとしていて、歯周病菌の格好の住みかとなります。そしてさらに歯周病菌が増えていくのです。上記に心当たりのある場合は、歯周炎・歯周病の可能性があります。当院にご相談ください。

 

■歯周病チェック表

□ 朝起きたときに口のなかがネバネバする

□ 歯を磨くと血が出る

□ タバコを吸っている

□ 口臭が気になる

□ 歯が長くなったような気がする

□ 歯茎がむずがゆい

□ 歯茎がはれている

□ 歯がグラグラする

 

チェック表に当てはまる場合は、歯周炎・歯周病の可能性があります。当院にご相談ください。